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あとう和之のホームページ

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自公民が言い訳

豪華税金旅行に「豪華ではない」と記者会見した自民・民主・公明・ネットの都政「オール与党」


 私たちが告発した、税金を使った自民・民主・公明都議の豪華海外視察。
 たいへんな反響ですが、これにたいして自民・民主・公明が記者会見をしました。
 すわ、「海外視察は中止する」という会見か、と私は思いました。なんせ記者を集めて重々しく発表するわけですから。

 全然ちがいました。

 なんと“海外視察は豪華ではないから続ける”というものだったのです。
 あとでマスコミ関係者から話を聞いたのですが、記者たちは「笑いをこらえるのに必死だった」といいます。
 私のほうは、怒り心頭です! なんという会見でしょう!
 個人なら20~50万円でいける旅行に都議一人平均148万円(最高は民主党の218万円)もかけているんですから、それを「豪華」でないという、都民感覚とのかけ離れぶりに驚きます。
 生活者ネットワークも別に会見を行い、この人たちに同調しました。

 豪華海外視察をつづけさせたい人は自民・民主・公明へ──
 豪華海外視察をやめさせたい人は、日本共産党へ──


 はっきりしてきました。




■公明党・創価学会は直前まで「自粛」「全廃せよ」といっていたのに

 “豪華ではないから海外視察は続ける”という急先鋒にたっているのは、公明党です。何が何でも豪華海外視察はやめられない、心の底から豪華海外視察を愛している政党、それが公明党だというわけです。

 公明新聞では2003年1月になんと主張していたでしょうか。「議員の海外視察を党として自粛」「予算の大幅削減を各議会で提案する」──ここまでいっているのです。
 さらにびっくりするのは、公明党の支持母体である創価学会です。
 聖教新聞には座談会がよく載っていますが、やはり2003年1月の座談会でこんなことをいっています。

「公明党『海外視察の自粛』を決議」
「『遊び半分の海外視察』を全廃せよ!」

 これが大見出しです。
 座談会ではもっと激しい言葉で言っています。

「だいたい議員の海外視察といえば、悪評ふんぷんだった」
「だいたい、この不景気に、何十万円、何百万円も使って何が『視察』だ、偉そうに!」
「早い話が『観光旅行』『物見遊山』。血税を使った『遊び』『息抜き』じゃないか」
「まったくの『税金泥棒』だ。国民はばかばかしくて税金を払う気にもなれないよ」

「そんなに行きたいなら、自分の給料で行け! 『自腹』を切って行け!!」


……くり返しますけど、これぜんぶ聖教新聞ですよ。うーん、ここまで言っているのですから、なぜやめないのでしょうね。

 都民の福祉をけずるときは、重箱の隅をつつくように、わずかなものまで根こそぎ削り取る「オール与党」が、税金を使って豪華旅行。それを批判されても反省なし。

 何としても私、あとう和之を都政の舞台に出していただき、このムダをなくさせてください。


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